引越しするときめていつからなにから手を付けるか。引越しのプロであり、自身7回も単身引越しをしている私の経験と術を記載しておきますので
参考にして頂きたく存じます。
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引越し準備---その1
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転居先を決める
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●相場・・異常に安い物件の場合は事件等がなかったか 早耳で検索して心理的瑕疵物件でないかチェックして
おきましょう。
●騒音・・内見はなるべく夜間に行って隣家の騒音を確認 しましょう。 ●設備・・内見時には電気がつくか、水が出るか、蛇口から 水が漏れないか、排水から悪臭がしないか確認しましょう。
●通勤・・むりなく通勤できるか確認しておきましょう。
駅までの距離・終電や万一の代替の交通機関の有無
●買い物・・近くにコンビニ・スーパーがあるか。
●地盤・・地名を検索して、沼・袋・池・水・川・など 低湿地の軟弱地盤であった場所でないか、津波は10km
程度内陸に入るか海抜が50m程度あれば大丈夫なので
海岸からの距離と海抜をマピオンで地図上で右クリックして
調べておく。 山・台・丘などの地名であっても土地を造成時に盛上げて
造成 した人造地盤でないか確認する。
●建物・・阪神大震災後の新建築基準で施工された2000年
以降に作られたものか確認しましょう。
2000年以前のものでも比較的軽量鉄骨等は倒壊しにくい
ようです。
●荷物搬入・・自分の大型家財【ベット・サイドボード・本棚】 等が搬入できるか、ドアの幅・高さ、階段・エレベータの サイズを内見時にチェックしておきましょう。 6人乗りのエレベーター、まっすぐな階段なら大抵の荷物は 搬入できます。
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引越し準備---その2
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荷物梱包をする
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●梱包順・・できるだけ使わないものから徐々に箱に入れて いく。引越梱包はよほど荷物が少なくない限りワンルーム でも1日では終わりません。ひまな時少しずつ梱包しましょう
●箱入れ・・箱は角の底面に新聞紙を丸めて敷き詰めておき 重いものは下部に軽いものは上部に入れる事がコツです。
また、すき間が空かないように新聞紙などを詰めて中身
が動かないようにしましょう。
●重い荷物・・本、レコード、CD等の重いものはあまり詰め すぎずに梱包する事がコツです。
●ノートパソコン・・手荷物にして段ボールには入れないように
しましょう。高さ50cm位から箱ごと落とすと壊れます。
●大型冷蔵庫・・前日までに空にして、コンセントを抜いて おきましょう。また、搬入後も半日程度おいておいてから コンセントを入れましょう。
●食器・・ワレモノは壊れないように新聞紙などで くるんでおき、食器と食器の間にも丸めた新聞紙などを
はさんで入れておき、箱には目立つ所にワレモノと書いて
おきましょう。
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引越し準備---その3
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引越し業者を探す
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●見積もり・・できるだけ1ヶ月前とかに何社からに早めに とって予約しましょう。
ぎりぎりに頼んだりすると一般の引越し屋さんでは、新人君 だったり、下請の人だったり、アルバイトなんががきます のでご注意。
●作業レベル・・引越し会社は、安いだけでなく、経営者が 少なくとも引越会社で10年程度の下積みをした引越しの プロであるか?を見極める必要があります。 10年で2000件以上の現場を見ていれば、色々なトラブル に遭遇してうまく処理しているからです。
最近はゴミ回収や、バイク便や配送会社が仕事欲しさに 参入していますが、餅は餅屋です。経営者が素人で、 作業員の教育などまともにできるわけが無いからです。
●保険・・多くの引越し会社は、任意保険を掛けていません ので車に同乗するのと万一の時は補償されません。 同乗する場合は、搭乗者傷害保険を無制限で掛けているか 確認しましょう。 また、引越しの貨物保険も1点30万までなので、高額な ものは自分で運ぶが、30万以上のものは別保険を掛けて もらうように依頼しましょう。
●契約控え・・電話だけで依頼を受ける会社は要注意です。 言った、言わないとなる可能性が高いので、必ず控えを メール等でもらえる業者にしましょう。
●追加料金・・見積もりは荷物の量と移動距離、集荷場所、 作業の難易度で料金を見積ので、できるだけ相違が無い ようにするのと、多少違っても当日追加料金を取らない 定額料金の業者を選びましょう。
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